人生のライフイベントに置けるストレスランキング
ストレスは万病の元。
日常生活に潜むさまざまな「ストレスを引き起こす原因」を知っておきましょう!
(Holmes & Rahe, 1967)アメリカワシントン大学の心理学者のホームズとレイは、376人のアメリカ人を対象に過去10年間にわたる生活上の重大な出来事についての、ストレス調査を行いましたこの下のランキングは、「結婚を50」としたときに、他のライフイベントを、0〜100までのストレス値で表したものです。
■ストレスランキング■
- 位 配偶者の死(ストレス度100)
- 位 離婚(ストレス度73)
- 位 夫婦での別居(ストレス度65)
- 位 勾留、刑務所入り(ストレス度63)
- 位 親しい親族の死(ストレス度63)
- 位 自身の病気、あるいは失病 (ストレス度53)
- 位 結婚(ストレス度50)
- 位 解雇(ストレス度47)
- 位 夫婦の和解調停 (ストレス度45)
- 位 退職(ストレス度45)
- 位 家族の病気(ストレス度44)
- 位 妊娠(ストレス度40)
- 位 性的障害 (ストレス度39)
- 位 家族に新しいメンバーが加わる(ストレス度39)
- 位 新しい仕事への適応(ストレス度39)
- 位 経済状況の変化(ストレス度38)
- 位 親友の死(ストレス度37)
- 位 転職(ストレス度36)
- 位 配偶者との論争の回数の変化(ストレス度35)
- 位 1万ドル以上の借金(ストレス度31)
- 位 担保や貸付の損失(ストレス度30)
(以下43位まで続きます。)
ちなみに、上のランキングは、アメリカ人の研究ですが、日本人を対象に調べた研究結果もあります。
2008年、大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究所)夏目誠さんにより、日本人の勤労者1630名での調査がまとめられた表もあります。(他にも、大学生や主婦による、立場の違う人間によってのストレスも書かれています。)
日本人の勤労者のストレスランキング
最もストレスを感じるライフイベントは、アメリカ人も日本人も、配偶者の死となりました。
日本では2位が、会社の倒産で、アメリカでは、離婚や別居が、会社の倒産や解雇を上回りました。
こうやってグラフをみてみると、パートナーによるストレスは、もの凄く高い事がわかります。
愛する者とうまく生きていく幸せは格別でしょうが、失う苦しみ、愛し合えない苦しみも、あると言う事。
愛別離苦
仏様は、「愛する人を作るな」と教えられた?
「愛する人の会うな。愛しない人とも会うな。愛する人に会わないのは苦しい。また愛しない人に会うのも苦しい。
それ故に愛する人をつくるな。愛する人を失うのはわざわいである。愛する人も憎む人もいない人びとには、わずらいの絆が存在しない。
愛するものから憂いが生じ、愛するものから恐れが生ずる。愛するものを離れたならば、憂いは存在しない。どうして恐れることがあろうか。」
(中村 元訳『ブッダ真理のことば』210~211)
愛と憎しみは表裏一体である。と。
愛深きゆえに、愛に苦しむのですね。
ストレスを緩和するのも、「人」であり、ストレスを与えるのも、「人」である。
参考:https://www.brandeis.edu/roybal/docs/Social%20Readjustment%20rating%20scale_Website.pdf
参考:http://www2.synapse.ne.jp/syouhukuji/bukkyou/008.htm
参考:https://www.niph.go.jp/journal/data/42-3/199342030005.pdf
参考:http://stressmountain.jp/sp/rank.html
参考: https://www.shinwa-kai.jp/_src/10087157/score.pdf?v=1574819157000
贔屓チームの連敗。ストレス10000
ストレスは万病のもと・・・本当にそうだと思います!
ストレス要因でなる病気、多いですよね。。